あそらの事業について
児童発達支援事業
単独グループ療育…あそびぃのスタッフが保育園や幼稚園までの送迎を行い、お子様が一人で通所。年齢別にクラス分けをした環境設定・プログラムで療育を行います。小グループ活動の中で身辺自立や運動・コミュニケーションスキルの獲得を図るための支援を行い、お子様の発達段階に応じた活動を取り入れます。年長児には小学校入学へ向け、黒板を使った板書やランドセルを使用した登校班の練習、チャイムでの切り替え等の経験を、ご家族の皆様には小学校がイメージしやすいような活動を設定しています。
個別療育…発達を促す机上課題や運動等、お子様の発達段階に応じた課題を行い、支援します。また、ご家族の方とスタッフで話し合いの場を設け、子育てに関する悩み・進路選択・単独のグループ療育時の様子・個別支援計画の目標・支援の方針を一緒に考え、タイムリーな目標を設定。解決に向けた話し合いを行います。
家族療育…ご家族で通所します。小集団でのグループ活動を行い、ご家族が支援者となり、お子様に合った関わり方や対応方法をスタッフと一緒に考えます。またご家族でのスキンシップの場を設け、施設外療育等の様々な活動経験を通して、社会性のスキルアップを図ります。
この3つを組み合わせて利用していただくことで、お子様はできることが増え、地域で生活する力が育ちます。またご家族の方が楽しんで子育てができ、地域で安心して子育てができることを目指しています。
放課後等デイサービス事業
単独グループ療育…小学校入学後の18歳までのお子様が1人で通所します。個別のスケジュールが基本。放課後や学校休業日に小グループでの活動を通し、ルール理解やお友達との関係づくりの支援を行います。 コミュニケーションスキルや社会スキルの向上を目的としたゲーム・クッキング・施設外療育(買い物支援・公共交通機関・公共施設の利用)を行い、将来の自立に向けた支援をします。 ご希望により、ご自宅・学校から往復の送迎を行います。
個別療育…保護者の方と一緒に来所していただきます。発達段階に応じた課題やソーシャルスキルトレーニングを個別(マンツーマン)で行います。 またご家族の方とスタッフで話し合いの場を設け、子育てや学校の悩み・不安を一緒に考え整理。課題の検討や解決に向けた話し合いを行います。
この2つを組み合わせて利用していただくことで、お子様は自己肯定感が高まり、様々な場面での自己決定ができて、地域で過ごす力が育ちます。また、ご家族の方が楽しんで子育てでき、地域で安心して子育てできることを目指しています。
運動遊び
当事業所では作業療法士が中心となり、感覚統合療法を用いてプログラムを考え、2~4人の少人数で運動遊び療育を実施。手先の不器用さや運動・ダンスが苦手、感覚の過敏・鈍感のあるお子様を中心に、トランポリン・ボールプール等の大型遊具を用いてよりダイナミックな動きを促します。子ども達が求めている刺激や感覚を満たす中で、苦手なことにアプローチできるプログラムを構成。スタッフは子ども達の快・不快反応等を評価し、感覚入力の方法を調節することや、子ども達の“楽しい”という気持ちを大切にして関わり方を工夫しながら取り組んでいます。現在は月に1回、熊本保健科学大学の先生にご指導いただき、当事業所スタッフと一緒に子ども達のサポートができるように連携を図っています。